MidoNote

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

MidoNote

とあるコミュ障理系院卒が普通になるまでの記録

過去問は役に立たないけど今すぐやるべき

f:id:midonon:20170221203426j:plain

こんにちは! ミドノン(@LearnMidonon)です。
今回は大学受験における過去問について書いていきます。

受験真っ最中の3年生ではなく、2年生向けの記事になっています。

なぜ過去問をやるべきなのか

 通常、受験勉強は、入試での点数を上げるため、つまり入試本番で出る問題の中のひとつでも多くを解けるようになるために行います。
しかし、過去問で出た問題がそのまま出る確率は限りなく0です。
大学側からすれば「過去問をやりこんだ学生」よりも「実力のある学生」をとりたいわけですから、当たり前です。
過去問をやっても意味がないように思えるかもしれません。
たしかに過去問で解けるようになった問題や身につけた知識が直接的に今年度の入試に役立つ可能性は非常に低いです。

役に立たないのに過去問をやるの?

 それは、「最も効率の良い受験勉強をするため」です。
直接的に問題解答力をUPさせるためでは決してありません。
過去問を実際に解いて分析することで「出る問題と出ない問題」を理解することが目的です。
その結果、効率的に勉強することができます。

これだけでは伝わらないので例をあげます。
英文法が出ず、英作文がたくさん出る大学の志望者は、必死に文法・語法のトレーニングをやりこむような勉強をやる必要はありません。
その代わりにも英作文を重点的にトレーニングしなければなりません。

また、勉強の「内容」だけでなく「意識」も変えねばなりません。

まずやるべきは特訓

 よく「直前期になったら過去問をひたすらやりなさい」と言う先生がいます。
これは100%正しいのでしょうか?

確かに、直前期に志望校の問題形式に挑戦する必要があることは否定できません。
制限時間や問題の傾向などに慣れるために過去問をやる必要があります。

しかし、それでは 元々受かるレベルに達している受験生だけしか勝利することができません。
というのも、最初に述べたとおり、過去問をやること自体が入試の得点につながるわけではないからです。
ですからボーダーライン上にいる受験生は直前期に単なる演習として過去問をやるだけではいけません。
実力をUPさせるための集中特訓に使う必要にがあります。

いつ過去問やるの?

今すぐです。
この記事を読み終えた次の瞬間にでも、すぐに手元にある過去問をやってください。
たとえ完答できなくても、理解できなくても構いません。
今回の過去問演習は実力UPのためではなく、最も効率の良い勉強方法を見つけることを目的としたものだからです。
この過去問演習でどの分野に力を得るべきかを把握してください。


もちろん、センターでも私大でもこの原則は変わりません。
過去問をやらずに受験勉強することは、敵のことをまったく研究しないで試合に望むようなものです。
しかし敵を知っていれば対策を立てることができます。
たとえばパンチしか打たない相手だと知っていれば、対パンチのトレーニングを重点的に積むことができ、勝率が上がります。

過去問をすぐにやる……
実に単純な話ですが、意外と見落としがちな点ではないでしょうか。
早い時期に過去問をちらっと見て、「これはムズい! 直前まで過去問はいいや、基礎をまずやろう」と言うようなケースは実に多いのではないでしょうか。
受験に成功した人の中にもいるくらいでしょう。

過去問を解かないうちの勉強は受験勉強ではありません。
単なる学校の勉強の延長でしかありません。
過去問を解いてからこそが真の大学受験勉強なのです。

どう過去問を活用すべきか

これまでの説明で過去問を今すぐにやる必要があることは分かっていただけたと思います。
では、具体的にどのように過去問を使っていけばよいのでしょうか?

過去問は最も効率の良い受験勉強を見つけるためのツールに過ぎないということを念頭に置きつつ、以下の記述を読んください。

赤本の冒頭の部分にある問題分析の項目を見る

実際の問題を大まかでいいので概観して、どんな問題が出ているか、どの分野から出ているかをしっかりメモしてください。
これだけでも受験勉強がかなり効率的になります。
高1高2で勉強済の範囲が狭いため問題に太刀打ちできない、という方はこれだけでいいので実施してください。

 

時間を計って問題を実際に解く

制限時間に間に合うように本番を意識して解きます。
なお、制限時間が過ぎても問題を解くのはやめないでください。
ゆっくりでいいので、解けそうな問題はしっかり解いておきましょう。
時間が足りず解けないのか、問題がわからないので解けないのかを曖昧にせず、原因をはっきりさせておくことが大事です。

この手順は特に時間(分量)をかけることを意識してください。
たくさんの数の演習をこなすことでその大学の出題傾向を頭に刻み込むことができます。

解答解説を見て丸付けをする

正解でも不正解でもやることは同じです。
じっくり解答を見て、その問題を解くためには必要な知識、発想をチェックしてください。
なお、赤本の問題分析の項目について、詳しく調べておくといいです。
この段階で自分に足りない部分、つまり、自分の弱点を発見できるはずです。
このような手順を繰り返し3年分くらいの過去問を解きます。

以上の手順を通じて、どのような勉強法をすればよいかが見えてくると思います。
それに基づいて実際に勉強の計画を立てます。
これから一ヶ月の間でやるべき勉強を決めるだけでも効果は絶大です。

例えば、数学において「確率」を間違えることが多いと感じたら、確率の問題を多く解く計画を立てます。
あるいは英語で文法が出ないのであれば、分厚い文法問題集はやらないで簡単な問題集を何周もします。
こういった単純な計画でOKです。

最後に

何度も繰り返しますがが、過去問をやっていなかった人は、今すぐ過去問をやるべきです。
また、志望校の過去問を持っていないというのは問題外です。
一刻も早く手に入れて、受験勉強のスタートラインに立たなければなりません。