卒業旅行で訪れたベネチアを海外旅行素人の目線から紹介します。
私は大学の卒業旅行で初めて海外旅行に行きました。
旅のガイドブック(地球の歩き方とか)やブログを参考に計画を立てたんですけど、社会人向けだったり、旅慣れている人向けの物が多いんですよね。
そのため、自分が旅行している様子が想像できなくて準備に手間取りました。
どこの観光地が楽しめそうなのか、どのくらいの時間を見積もればいいのかわからなかったのです。
やっぱり参考にするなら同じ境遇の人の体験を知るのが一番ですよね?
そういう訳で私の体験を紹介するので、観光計画を立てる際の参考にしてください。
ローマからベネチアまではイタロで
ローマ(Stazione di Roma Termini)~ベネチア(Stazione di Venezia Santa Lucia)間を「イタロ」という電車で移動しました。
イメージは新幹線。
コンセントもあったけど、変換プラグをスーツケースの中にしまっていたため、利用できず。
反省して、これ以降の長距離移動がある日は手荷物に変換プラグを手荷物に入れるようになりました。
また、車内で使用できる無料Wi-Fiもありました。
必要だったのは次の2つの情報です。
- 予約番号
- 予約した時のメールアドレス。
車内のWi-Fiスポット(確か.italo)に接続すると出現するページで上記の内容を入力すればOKです。
ただ、端末の機種によっては自動遷移しないこともあります。
iPhoneの場合は、Safariを起動すると接続ページが出ました。
チケットに関しては旅行前、日本にいる間にネットで予約しておきました。
ベネチアに到着したらまずチケット
ベネチア駅にあるインフォメーションセンターで、ドゥカーレ宮殿のチケットを購入。
インフォメーションセンターは「i」ってマークがあるのでわかりやすいです。
購入時、パスポートの提示を求められました。
普通に英語が通じて楽でした。
次に駅前のチケットセンターで水上バスのチケットを購入。
24時間乗り放題のチケットが20ユーロでした。
3回以上乗車すると元が取れます。
ベネチア水上バスの乗り方と停留所一覧 | アーモイタリア旅行ガイド
ベネチアは水の都と呼ばれるように水路が街中を走っています。
そのため、目的地まで陸路で行くのはしんどいことが多々あるので、水上バスを使う機会は結構多かったです。
水上バスからの風景はこんな感じ。
水の都なのに水流は弱い(笑)Hotel Canal
ベネチアで1泊した宿です。
駅の正面にあります、水路を挟んで……
橋を渡って移動したのですが、スロープが無かったのでしんどかったです。
スーツケースは持ち上げられる程度の重さにしておきましょう。
宿泊したのは1階でしたが、グランドフロアがあるため実質2階です。
エレベーターが無いため、移動に引き続きスーツケースの垂直移動でした。
1室2人で宿泊したのですが、コンセントが1つしかありませんでした。
マルチタップを持っていって、本当に良かったと思った瞬間でしたね。
シャワーは固定式ではなく、ホースが合って自由に動くので使いやすかったです。
また、温水が流れるパイプが露出しているため、バスルームが暖かかったのも高評価。
ただ、トイレの流れは悪かったです。
夜はワインとチーズで部屋飲みして楽しかったです!!
まぁ、部屋飲みした理由は外食しようとしたら、目当てだった店が閉店していたり、満員だったりして食いっぱぐれたからなんですけどね……
ローマと違って飲食店は事前に目星をしっかりと付けたほうが良さそうです。
また、ビュッフェスタイルの朝ごはん付きでした。
バゲットやクロワッサン、クラッカーなどのパンとジャム、バターがあって満腹になったので満足。
半日では時間が足りなかった観光地
やっぱり宗教知識がほしい。ドゥカーレ宮殿
ドゥカーレ宮殿(ドゥカーレきゅうでん)は、ヴェネツィア共和国の総督邸兼政庁であった建造物。8世紀に創建され、14世紀(1309年)-16世紀にかけて現在の形に改修された。サン・マルコ広場に面して建造され、運河を隔てて対岸の牢獄跡と、ため息橋で結ばれている。外観はゴシック風のアーチが連続し、イスラム建築の影響も見られる細やかな装飾が施されている。
現在内部は、ヴェネツィア市民美術館財団(MUVE)の運営する美術館の一つとして公開されている。
中に入ると、まずは荷物を預けます。
ローマやミュンヘン同様、ボディバックはOKでした。
また、写真撮影可能です。
序盤は宗教画が全面に描かれており、厳かな感じ。
金色がふんだんに用いられているのに、嫌らしく感じないのはなんででしょうかね?
宗教に詳しくないので、モチーフの意図がわからないのが残念でした。
聖人もFGOに出てくるマルタとかゲオルギウスとかしかわからないし……
中盤は刀剣や鎧などの展示でした。
男性陣はテンションがあがりましたね。
そして、最後が地下部分の見学です。
牢獄になっていて、それまでとは全然雰囲気が違いました。
変に順路から外れると一生迷子になりそうです。
日が入らないので薄暗く、かなり寒かったです。
ベネチア名物ゴンドラ
元は富豪の乗り物、現観光名物。
ゴンドラ乗り場にいるボーダーの人がゴンドラの漕ぎ手です。
ゴンドリエーレというらしい。
「昔は世襲制だったが、学校に通い語学などを学んだ上で免許がとれる」とのこと。
たしかにわかりやすい英語だったし、値段についての質問もしやすかったです。
基本料金は80ユーロ/(1船・30分)で、それ以上は追加時間ごとに課金が必要。
乗車人数が多いほど1人あたりの負担は小さくなるので、場合によっては現地で乗り合いするのも手かも。
次の目的地まで運んでもらおうと思ったが「そこに行くためには120ユーロ必要だ」と言われて断念。
30分周遊することに。結果これが正解でした。
水路の近くから見る景色も新鮮で、橋の裏なども見えていい感じ。
序盤は全てに反応するが、やはり飽きてくる。
25分くらいで飽きがきたので、30分周遊にしておいて正解でした。
ちなみに追加課金することで歌も披露してくれるみたいです。
半日じゃたりないね
この記事ではベネチアに行った時のことについて紹介しました。
良いところだったので、卒業旅行でイタリアに行く際は検討してください。
ただ、半日では足りなかったので観光時間は長めに取ったほうが良いかもしれません。
あと、夜ご飯の候補を複数考えておかないと、私のように部屋飲みになってしまうかも……
水路の上からの風景はこんな感じです。
ローマでも思ったのですが、へっぽこカメラマン+オンボロカメラでもそれっぽい写真に映ります。
外国はなんで写真映えするのでしょうか?
あなたの旅が良いものになることを祈ってます。
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