大学生時代のノートの取り方を思い出した話

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会社の研修で久しぶりに講義を受けてきました。

大学院2年からは研究のみだったので、だいたい1年ぶりです。

久しぶりすぎて講義の受け方を忘れていて、めっちゃ焦った……

何日間か講義を受けたら、記憶が戻ってきました。

 

大学時代にどのように講義を受けていたのかをメモがてら記事にします!

 

記憶に残すノート

エビングハウスの忘却曲線を例に出すまでもなく、人間は忘れる生き物です。

後で思い出すときの手がかりとしてノートを取るわけですが、講義の内容(板書やトーク)を機械的に写しただけのノートだと思い出すのが難しいです。

そんな時には感情を使いましょう!!

内容に加えて自分の意見や感情も記録することで、思い出す時の手がかりとなります。

 

かと言って、内容と感想がゴッチャゴチャに混じったノートは見辛いですよね。

そんな場合に便利なのがコーネル式ノートです。

コーネル式ノートとはアメリカの名門コーネル大学によって開発されたシステムです。

下の画像のように1ページを3つのエリアに区切って使用します。

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出典:Gakken Sta:Ful 商品紹介 コーネルメソッドシリーズ

  • 横と下のエリアは罫線のない無地
  • 予めエリア分けしてある

など、使いやすいように工夫されたコーネル式専用のノートも市販されています。

 

しかし、特別なノートを買うのはだるいので(高価だし……)、普通のノートを区切って使っていました。

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ノートの取り方

ノートエリア(A)には講義の内容(板書)を書いていました。

普通にノートを取るのと同じです。

後で追記するためにギッチリと詰めず、やや空白をもたせていました。

 

キーワードエリア(B)には本編ではないけど、気になったことを書いていました。

雑談とか関連分野とか脱線した話とか。

また、自分の感情(「こんなことあるの?」とか「たしかに!」)もこのエリアです。

この「本編(板書など)以外」をきっかけに内容を思い出すことが多かったので、ぜひやってみてください。

 

サマリーエリア(C)には、そのページの大切なことや、概要を書きます。

できれば講義直後、遅くともその日のうちに書くと忘れないのでオススメです。

 作って終わりでなく、使うことが大切

ノートを作ることではなく、内容を理解する、覚えることが主目的なはずです。

「作って終わり」ではなく、定期的に見直して内容を頭に入れましょう。

  • 講義の始まる前に前回分のサマリーエリアを流し読み
  • 終了直後に今回分のサマリーエリア記入
  • 土日にその週のページを見返す

という様に使用していました。

サマリーエリアに目を通すだけなら、講義1回分で10分もかからないと思います。

普段から内容を頭に入れておくと、テストの時に一夜漬けする量を減らせます。

テスト直前には過去問をもってなくてもOK!大学のテストを乗り切る方法の記事が役立つかもしれません。

 

講義の合間はスマホをいじるのではなく、ノートに目を通してはいかがでしょうか。

 

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