薄くて軽いウスカルメガネを作ってみたって話【強度近視の強い味方】

こんにちは。ミドノンです。
突然ですが、私はとても目が悪いです。
裸眼視力が0.1未満、コンタクトの度数は-19D。
裸眼の場合、画面5cmまで顔を近づけないと文字を読むことができません。

このようにメガネ・コンタクトなしではまともに生活できませんので、裸眼なのはお風呂・洗面・睡眠時のみです。

メガネとコンタクトの両方を所有していますが、人前に出る際は基本的にコンタクトレンズを使用しています。

度数の強いメガネを使っている人ならわかると思いますが、目が小さく見えてみっともないんですよね。

目がいい人はドラえもんの「のび太くん」がメガネを外したシーンをイメージしてもらえば大体合っています。

それに矯正力が強い分、レンズも分厚くて重いので頭が重くなって肩も凝るし・・・

なので可能な限りメガネは使用したくないのですが、目の調子が悪い時(ものもらい、花粉症)や溶剤を使用するときなど「メガネを使用せざるをえない場面」もあるわけです。

そんな時に備えて「こんなメガネが合ったらいいな」と常々思っていました。

  • 軽い
  • 薄い
  • 目が小さく見えない

そこで見つけたのがウスカルメガネです。

「強度近視用の厚いレンズが、 同じレンズでも薄く、軽くなる!」と謳っている強度近視の救世主的存在。

今回(ってかちょっと前)このウスカルメガネを作ったので、その感想をまとめます。

作ったお店

メガネを買う時、あなたはどこで買いますか?
JINS?赤札堂?Zoff?

ウスカルメガネを扱っているお店ってあまりないんです。
近畿北陸で10店舗もないくらい。

そんな訳で今回は最寄り(電車で数時間)のアイトピアで作ってもらいました。

フレーム

電車旅を経て店にたどり着いた時点で若干の疲労感。

店構えは「昔ながらの眼鏡屋さん」で、入るのに勇気がいる感じ。

中に入って「メガネ作りたいんですけど〜」って声をかけると、「度が強い人ですか?」との返答。
やはり近視の強いお客さんがが多いみたい。

現在使用しているメガネを渡して度数の測定をし、 度数と瞳孔間距離、顔の大きさに合わせたフレームを出してくれて、そこからフレームを選択。

検眼

フレームを決めたら検眼です。

ここで驚愕の事実。
遠くを見る視力を出そうとすると度が強くなりすぎるとのこと。

相談した結果、「メガネは室内のみでしか使わないし、パソコンの距離が見えればいいだろう」ということで弱目のメガネを作ることに。

車の運転をしない以上、パソコン、手元の資料が見えれば十分だからね。

価格

量販店と違い、数が出ないからか高い。

フレームで2万8000円、レンズで5万9800円なので合計8万7800円もしました・・・

比較

正面から見るとこんな感じ。

ウスカル(手前)は通常メガネ(奥)に比べて、外周部の渦巻が少ないです。

上から見ると横幅が小さいためレンズが小さく、そのおかげでレンズが薄くなっていることがよくわかります。(左:通常、右:ウスカル)

測定してみるとこんな感じです。実際にかけてみると数字以上に楽チンです。

種別通常ウスカル
重量53g22g
レンズ厚み12mm4mm

写真を見てわかるようにレンズの縦幅・横幅ともに短いので、普通のメガネに比べて見える範囲は狭いです。
ただ、普通に生活する分には気にならない程度。
普通のメガネでもコンタクトレンズと比較すれば見えないエリア存在するので無問題。

そしてウスカルメガネを作った最大の目的である「眼鏡をかけた際に目が小さく見えることを防ぐ」能力の確認。
実際に装着した写真をだすのが一番なのはわかっていますが、顔出しはしないので正面から同じ大きさの小瓶を見てみます。

比較条件としては、次の2点です。

  • メガネの前面を揃える
  • 瓶の位置は鼻パッドと同じ奥行き(ウスカルは目とレンズをできるだけ近づけるようにしてる)

ウスカルメガネ(左)の方が大きく見えるのがわかります。

ちなみに実際にかけて「目の大きさ」で比べると、もっと露骨に差が出ます。

まとめ

ウスカルメガネを作ってみた感想ですが、「やっぱり薄いし軽いなー」と思います。
ずっと気になっていた「背景の映り込み」や「目が小さく見える」のもだいぶマシになり、メガネで会社にいくことも苦ではなくなりました。

ただ、「9万弱のお金がかかる」という点から、誰にでもおすすめできる代物ではありません。
強度近視で気になっている方は一度店頭で確認してみてください。

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