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とあるコミュ障理系院卒が普通になるまでの記録

理系学生は必見、就活で役立つ研究概要の書き方

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こんにちは、ミドノンです。
就活が解禁されて20日が経過しました。

皆さん、進捗どうですか?
多くの企業で説明会が開催されており、志望企業を絞っている時期だと思います。

研究概要は志望企業が定まっていなくても作成することができます。
そのため「まずは
研究概要を作ろう」という話をいろいろな記事の中でしてきました。

 

www.midonote.com

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今回は研究概要の作り方について詳しく書きます。

 

研究概要って何に使うの?

どうして研究概要が必要となるのでしょうか?
それはもちろん研究概要を通じて確かめたいことがあるからです。
しかし、企業が研究概要で確認したいことはあなたが学部生であるか、大学院生であるかによって異なります。

学部生ではまだ研究に取り掛かっていない場合が多いです。
そのため専門性を見ることが目的であるとは考えにくいです。
これまでどのようなことを勉強してきたのかを知るためのツールとして研究概要が求められます。

大学院生の場合、学部に比べて2年間長く研究をするので専門性が求められます。
むしろ専門について述べることはできて当然の前提条件であり、自身が研究していることをわかりやすく説明する能力があるのかも確認されます。

読者はだあれ?

研究概要を作成するときは読む相手を想定することが必要です。
読むのが人事の方なら素人向けに書くべきです。
どの程度の内容が素人向けかという疑問が生じると思います。
理系の大学に通っていると必然的に周囲にも理系の人材があふれて、自身にとっての普通が世間一般の普通とかけ離れていきます。
そのため同じ学部の友人ではなく、文系学部の友人が見て分かる程度の内容を目安にしましょう。

また、読むのが技術職の方の場合でも学会要旨の様に専門用語を連発するのはだめです。
技術職の方は科学についての素養や業務に関係する分野についてはスペシャリストです。
しかし、あなたの研究分野に関しての専門家ではないからです。
どの程度の内容を目安とするかが問題となります。
同じ学年の専門の違う研究室の友人が見て理解できるレベルの内容にしましょう。
あなたが分析化学の研究をしているのであれば、有機の友人にでも確認してもらいましょう。

何を書けばいいのか

研究概要はA4用紙1枚または2枚にまとめて提出するように指示されることが多いです。まずはA4用紙2枚のものを作りましょう。
その後、内容を削ってA4用紙1枚バージョンを作ります。
これは膨らますよりも削るほうが楽だからです。
ガクチカや志望動機にも同じことが言えるので、文字数の長いバージョンから作成するようにしましょう。

研究概要を作成する上で重視すべきものを列挙します。
数字と重要度は関係ありません。

  1. 研究目的
  2. 既往の研究に対するオリジナリティ
  3. 何が問題でこの研究をするのか
  4. 研究結果は社会をどう良くするのか
  5. どのような手法で研究を行う(行った)のか
  6. 最終目標はなにか
  7. 自分が何をやったのか

A4二枚なら研究背景についても紙面を割くことができるので1,3,4の説明が楽になります。
面接では3,4について尋ねられることが多かったので企業はこの部分に興味を持っているのではないか、と私は考えています。

学部生の場合、結果が出ていない段階で書類提出なので必然的に1,3,4について書くことになると思います。
配属されてすぐ就活なので研究についての知識が少なく苦労するでしょう。
院生も就活や卒業旅行で忙しそうにしていると思いますが怯まずに聞きに行きましょう。
待っていても説明してはくれません。
「自分の人生がかかっている」というくらいの強い気持ちで質問しましょう。

文体はどうしよう?

常体(である)でも敬体(ですます調)でもどちらでも構いません。
自分が書きやすい方で大丈夫です。そこは本質ではありません。
私はA4用紙3枚を要求されて紙面を埋めきれないときは敬体を使い、逆にA4用紙1枚で紙面が足りないときは常体で作成しましたがどちらも通過しました。

誰に向けて書くか迷ったら

企業の提出書類のページや説明会で「人事(あるいは技術職)向けに研究概要を作成してください」と指定されていれば楽ですが、そのように指定されているケースは少ないです。
その場合にベストなのは誰を対象に書けばいいか聞くことです。
説明会の最後などで個人的に聞きに行きましょう。

読者がどちらかわからなければ簡単にすることをおすすめします。
難しすぎると「この学生はわかりやすい説明できないのだな。相手の理解力を想像することのできないコミュ障なのかもしれない」と思われる可能性があるからです。

「選考にあたって特に重視した点」に「コミュニケーション能力」が一番となる中でコミュ障であると誤解されるのは大きな失点です。

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経団連:2015年度新卒採用に関するアンケート調査結果 (2016-02-16)

この調査結果のp13にあるグラフを根拠にしています。

簡単すぎると技術職の方が読者であった場合に困るのではないか、と疑問に感じるかもしれません。

ですが、相手が詳しい人ならば口頭で聞くだけでも理解できます。
面接の際に「もっと詳しく説明して」と言われるだけで、特に問題はありません。
もしも「なんでこんなに簡単な内容で書いたの?」と尋ねられたら「人事の方が読むと思いました」とでも答えておきましょう。

また、指定がなければホッチキス(ステープラー)でもクリップでもどちらでもいいと思います。
わたしがクリップ、同期がホッチキスで提出した企業がありますが2人とも通過しました。

まとめ

今回は私の経験を踏まえて研究概要の書き方について考えました。
しっかり書いたら2500字くらいといつもより少し長くなってしまいました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

私は就活終了まで学会に出ることがなく、試行錯誤してこのスタイルに落ち着きましたが学会などに出慣れている人は自分のスタイルで書くのが一番だと思います。

今回紹介した方法はあくまで私の個人的な意見であり、絶対的な正解であることを保証するものではありません。

就活生の皆さんは体調に気をつけてがんばってください!!