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とあるコミュ障理系院卒が普通になるまでの記録

お金について広く浅く知ることのできる1冊でした!!「知らないと損する 池上彰のお金の学校」池上彰 著

こんにちは。ミドノン(@LearnMidonon)です。

今週、読んだ本を紹介します。

知らないと損する 池上彰のお金の学校です。

「お金」について、広く浅く書いてありました。

「お金について考えないといけないなー」と思ってはいるけども、「そもそもどういう単元があるのかわからない」というような方にオススメです。

逆にある程度「お金」に知識がある人には退屈かも……

なぜこの本を読んだのか

誰かから送られてきたのが読むきっかけです。

「お前の話は基礎がなっていない。これでも読んで勉強しろ!!」ってことですかね?

欲しいものリストの機能を使って送ってくれたんだと思いますが、全然心当たりがありません。

お礼を言えてないのが心苦しい……

本当にありがとうございました!!

基本情報

どんな本か

これを読んだからといって、あなたの財産を増やすことができると保証するようなものではありません。

生活に欠かせないお金の情報を理解することで、より良い社会生活の一助になればというのが目的です。また、経済ニュースも、これまでより理解が容易になるのではないかと思っています。

身の回りの様々なお金の流れについて、考え方を整理するのに役立てば幸いです。

(まえがきから抜粋)

 お金の歴史、銀行、投資、保険、税金、ニュース(経済)など身近な視点からお金について授業のような感じで説明しています。

広く浅く説明している本なので割と知ってる内容が多かったですね。

それでも手広く書いてある分、知らなかった内容っていうのも当然いくつかあり、勉強になりました。

「お金についてそろそろ考えないといけないなー」と思ってはいるけども、「そもそもどういう単元があるのかわからない」というような方にオススメです。

逆にある程度「お金」に知識がある人には退屈かも……

目次

  • 1限目 お金の歴史
  • 2限目 銀行
  • 3限目 投資
  • 4限目 保険
  • 5限目 税金
  • 特別授業1 ニュースの中のお金
  • 特別授業2 身近なお金

金(ゴールド)に代わる裏付けは国債

「金本位制」を捨てた今では、一体何を基準にして貨幣の発行を行っているのか。

現代において、金に代わる「価値のあるもの」というのは、実は「国債」なのです。

「みんなが欲しがる共通のもの」としてお金が始まった。

それは貝、布、塩だったりをいろいろあったけど、金(ゴールド)にたどりつき、その金(ゴールド)を担保にした兌換紙幣がお金になり、そして、金本位制から離脱し兌換紙幣から不換紙幣になったというのは知っていた。

だが、「金に代替する裏付けがなにか」ということは意識したことはなかった 。

よく目にする「みんなが価値があるという妄想を共有しているから価値がある」とだけ思っていたのだ。

そのため、この本を読んで「金に代わる価値あるものとして国債が利用されている」ということを知れてよかった。

国債について

発行済国債の価格が上昇すると金利が下がり、発行済国債の価格が下がると金利は上がるのです。

これだけだと、よくわからない。

本にのっていた例を要約すると、こんな感じ。

 

例えば額面が100万円で、1年間に2万円の利子がつく国債があったとする。

これを額面通りの100万円で買ったのであれば、利率は2%となる。

 

この額面100万円の国債が101万円に値上がりした場合を考えると、101万円で買っても貰える利子は2万円で変わらない。

よって101万円で買った人の利率は1.98%となる。

つまり国債の価格が上がると長期金利は下がることになる。

 

逆に額面100万円の国債が99万円に下がったとすると、この場合も買った人に払われる利子は2万円で変わらないから、99万円で買った人の利率は2.02%に上がる。

つまり国債の価格が下がると長期金利は上がることになる。

 

要は発行された時点で利息の金額が決まるので、価格の上下によって利回りが上下するってことみたい。

イマイチ国債と金利の関係がよくわかっていなかったので、勉強になった。

信頼について

クレジット的な意味での「信頼」です。

会社勤めをしてる人であるなら、そのことを最大限利用しましょうということです。

35年ローンを組むなんてとんでもなく危険なことだという人もいます。

しかし、「お金を貸してもらえる」というのは、基本的にありがたいことです。

ローンを組むことに「良い」も「悪い」もありません。

れっきとした金融商品なのですから、リスクさえ十分に理解しておけば、自分の「安定している」という地位を「担保」として使って、より良い生活を送ることもできるわけです。

言わんとすることはわかるけども、ちょっとどうかなと思いますね。

確かにローンっていうのは「安定していること」を担保にしていて、うまく使えばすごく便利っていうのはわかる。

ローンを使いでもしないと、持家なんてまず無理だし。

ただ、「安定している」ってのはどういうことを言うのだろうか?

一昔前ならともかく、現在では、どれだけ大きい企業でもどうなるかはわからない。

「安定している」と思ってローンを組んだとしても、それは本当に安定してるのだろうか。


さらに35年と言う長い時間、安定してるのかは誰にもわからない。

そうやって考えると、私は「35年ローンはなかなか組めないかな」と思ってしまう。

まあ、この話は「賃貸」vs「持ち家」という結論の出ないテーマに入りこんでしまうので、今回は考えないけど。

 

ところで女性の場合は、結婚をすると信用度が ガクッと 落ちることがあります。

公務員にしても看護師にしても、結婚すると、「なぜあなたが借りなくてはいけないんですか?」という話になるようです。

つまり、結婚をしているのに、女性名義でローンを組むというのは、銀行から見れば「それは旦那さんの給料が安いからだ」ということになるわけです。

(中略)

同じ職業的な属性であっても、独身の女性よりも既婚の女性の方が、信用度が下がるということになります。

もし自分名義でローンを組みたい女性の方は、なるべく独身時代にどうぞ。

 働いてる女性も多い現代で、これはどうなんだろうか。

専業主婦がほとんどだった一昔前ならともかく、専業主夫というものすら存在する現代においてこれはちょっとね……

自分は男性だからいまいちピンとこないけど、「やってる仕事は変わらないのに、信用度が下がる」っていうのは納得いかないと思う。

 

ちなみに信頼つながりの内容ですが、「フリーランスになることで『信頼が下がる』」と考えた池上さんは、NHKを退社する前にクレジットカードをつくったそうです。

株式会社について

株を非上場にする意味について、次の記述がありました。

大体二つの場合があります。

一つは、ダメになった会社を根本的に立て直したい時です。

つまり、株式を上場していると、株主の意見を聞かなくてはいけないので、大胆な経営改革ができません。
(中略)
もう一つは、株主からうるさいことを普段から言われたくないと経営陣が考えた時です。

大きい会社でも非上場なところが結構あるっての知っていたけど、「なんでだろう?」という疑問のままにしていた。

その疑問が、この記述を見て「なるほど」と納得した。

 

確かに不採算事業を切り捨てていけば、短期的には収益が上がって投資家的にはOKかもしれない。

だからといって「現在は不採算だけど、将来有望(かもしれない)分野」を全て切り捨てしまうと、短期的には改善できるかもしれないが、未来はない。

投資家は最悪の場合でも近視的に利益だけあげて、株を売り払えば解決するけども、会社そのものはそうはいかない。

10年、20年、30年先を見据えて、「今は儲からないけども、将来儲かる物」っていうのもやらないといけない。

そういう風に株主の干渉を排除したいって意志で「非上場にする」っていうのはありだと思った。

むしろ、株主に干渉されたくないのであれば上場するべきじゃない。

 

株式会社の場合、資金の調達方法は、3種類あるということになります。一つは株を発行するということ。

もう一つは銀行からお金を借りるということ。

もう一つは社債を発行するということ。

株式会社が株を発行すると、それは自己資本という形で会社に入ってくる。

会社が存在しているあいだ、儲かった場合には配当を出さなければいけない。

だから、短期的にお金が必要な場合には株式発行はふさわしくなくて、株式発行が良いのは長期にわたっての資金が必要な場合とのこと。

そして、短期・中期的にお金が必要な時には銀行からお金を借りるのが良い。

 

社債も同じように短期・中期の時だけども、銀行から借りる時に比べて、銀行の利益分だけ金利を少なくすることができる。

ただ社債がきちんと買われるためには、きちんとした信頼がないといけないので、できる企業が限られている 。

いままで「社債」の存在意義を知らなかったので、勉強になった。

年金について

年を取ってお金を稼げなくなってしまったけれども、貯蓄もなく生きているという老人が皆ホームレスになってしまうと、街は汚くなり、窃盗が増えるなどして、街の治安に悪影響を及ぼすこともありえます。

年金加入を国民の義務としているのは、そうした社会的リスクを下げておきたいという狙いがあるのです。

年金加入を個人の自由としておくと、大金持ちが保険に入らなくなくなります。

自分の持っている資産だけで十分にリスクヘッジができれば、年金であろうと、他の商品であろうと、保険になど入りません。しかし、国家単位で考えると、実はそれも困るのです。

 給料をもらうようになってから「厚生年金めっちゃ高いなー」と思ってた、できれば払いたくない。

「老後に備えて」っていうお金だったら、自分で貯金すればいいと思ってた。

なので、「年金保険料=障害年金を受給するための権利を買ってる」と思って払っていた。

また、「お金持ちが自分の資産だけでリスクヘッジできるのであれば、保険に入らない」ってのは前々から聞いていた。

ってか保険について調べていた時に「貯蓄があれば保険は不要。貯蓄こそ最強の保険」という結論に行き着いた。

 

ただ、年金を「街の治安に悪影響を及ぼすことを避ける」=「社会的リスクを下げる」ためのものという視点で見たことはなかったので、斬新だった。

年金でその「社会的リスク」がきちんと下げられているのかっていうのは、ちょっとよくわからないし、検証が必要かなと思うけどね。

税金について

直接税の比率が高すぎることの問題として、「所得は正確に把握するのが難しい」ということもあります。

サラリーマンの場合は、完全に把握できます。

しかも源泉徴収ですので、税金逃れもできない。

ところが、個人事業主あるいは農家の人たちは別です。

彼らの「本当の収入」を、税務署が把握するのは、とても難しい。

もちろん税務署もそれが仕事ですから、ある程度は努力しますが、日本全国に無数にある零細企業・零細農家に対して、細かく経理チェックをするのは不可能です。

ですから直接税の徴収では、どうしてもある程度の税金逃れは出てきてしまう。

直接税・間接税という税の区分があるの知っていた。

消費税が増税するたびに問題になってくるし、「間接税が増えるのは良くない」「直接税の方がいい」と思っていたから、この記述は意外だった。

よくよく考えると、私たちサラリーマンはある程度の給与所得控除こそあるけど、源泉徴収でほぼ確実に補足されている。

 

それに対して、経費を使ってうまく節税したり、それどころか収入そのものをごまかすこともできちゃうもんね。

これが有名なクロヨンってやつ?

日本も源泉徴収やめて、全員が確定申告をするようにしない???

そうすれば税金や控除に対する意識も高くなり、ひいては政治への関心も高くなるのではないでしょうか。

まさに「時は金なり」

あとがきからの抜粋で、著者が芸術系大学の学生を対象に、「経済学」の集中講義を担当した時の事を振り返っての記述です。

この講義で多くの学生が強い反応したのが、「機会費用」という概念です。これは、ある行動をとることで、他の行動をとることができなくなる、という考え方です。
(中略)
あなたがある選択をすることで、他の選択を放棄している。

このように考えると、いまとっている行動が、大変貴重なものであることがわかってきます。

休む日など、なんとなくすごし「時間を無駄にしたな…」と思うことありませんか?

私は結構あります。

これも読書や運動などもできるのに「なにもしない」を選んだことになりますよね。

休息も大切といえども、やっぱりもったいなく感じてしまいます。

なので、機会費用の考え方をこれからは意識していきたいと思います。


また、あなたがこのブログを読んでいる時間というのも、「ほかのことができる貴重な時間」を使ってくださってるわけです。

その選択が良い選択となるような記事を書いていきます 。